第一朗読 民数記12・1-13
聞け、わたしの言葉を。 民数記
その日、12・1ミリアムとアロンは、モーセがクシュの女性を妻にしていることで彼を非難し、「モーセはクシュの女を妻にしている」と言った。
2彼らは更に言った。「主はモーセを通してのみ語られるというのか。我々を通しても語られるのではないか。」主はこれを聞かれた。3モーセという人はこの地上のだれにもまさって謙遜であった。4主は直ちにモーセとアロンとミリアムに言われた。「あなたたちは三人とも、臨在の幕屋の前に出よ。」彼ら三人はそこに出た。5主は雲の柱のうちにあって降り、幕屋の入り口に立ち、「アロン、ミリアム」と呼ばれた。二人が進み出ると、6主はこう言われた。
「聞け、わたしの言葉を。 あなたたちの間に預言者がいれば 主なるわたしは幻によって自らを示し 夢によって彼に語る。 7わたしの僕モーセはそうではない。 彼はわたしの家の者すべてに信頼されている。 8口から口へ、わたしは彼と語り合う あらわに、謎によらずに。 主の姿を彼は仰ぎ見る。 あなたたちは何故、畏れもせずわたしの僕モーセを非難するのか。」 (...)
Accueil > Liturgie
Liturgie
-
年間第18火曜日
2023年1221日, 著者: Origenius -
年間第18木曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 民数記20・1-13
あなたたちはわたしを信じることをせず、あなたたちはこの会衆を、わたしが彼らに与える土地に導き入れることはできない。 民数記
20・1イスラエルの人々、その共同体全体は、第一の月にツィンの荒れ野に入った。そして、民はカデシュに滞在した。ミリアムはそこで死に、その地に埋葬された。2さて、そこには共同体に飲ませる水がなかったので、彼らは徒党を組んで、モーセとアロンに逆らった。3民はモーセに抗弁して言った。「同胞が主の御前で死んだとき、我々も一緒に死に絶えていたらよかったのだ。4なぜ、こんな荒れ野に主の会衆を引き入れたのです。我々と家畜をここで死なせるためですか。5なぜ、我々をエジプトから導き上らせて、こんなひどい所に引き入れたのです。ここには種を蒔く土地も、いちじくも、ぶどうも、ざくろも、飲み水さえもないではありませんか。」6モーセとアロンが会衆から離れて臨在の幕屋の入り口に行き、そこにひれ伏すと、主の栄光が彼らに向かって現れた。7主はモーセに仰せになった。8「あなたは杖を取り、兄弟アロンと共に共同体を集め、彼らの目の前で岩に向かって、水を出せと命じな -
年間第19火曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 申命記31・1-8
あなたの神、主は、あなたと共に歩まれる。あなたを見放すことも、見捨てられることもない。 申命記
31・1モーセは全イスラエルの前に歩み出て、これらの言葉を告げた後、2こう言った。「わたしは今日、既に百二十歳であり、もはや自分の務めを果たすことはできない。主はわたしに対して、『あなたはこのヨルダン川を渡ることができない』と言われた。3あなたの神、主御自身があなたに先立って渡り、あなたの前からこれらの国々を滅ぼして、それを得させてくださる。主が約束されたとおり、ヨシュアがあなたに先立って渡る。4主は、アモリ人の王であるシホンとオグおよび彼らの国にされたように、彼らを滅ぼされる。5主が彼らをあなたたちに引き渡されるから、わたしが命じたすべての戒めに従って彼らに行いなさい。6強く、また雄々しくあれ。恐れてはならない。彼らのゆえにうろたえてはならない。あなたの神、主は、あなたと共に歩まれる。あなたを見放すことも、見捨てられることもない。」
7モーセはそれからヨシュアを呼び寄せ、全イスラエルの前で彼に言った。 (...) -
年間第20木曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 士師記11・29-39a
彼女が父のもとに帰って来ると、エフタは立てた誓いどおりに娘をささげた 士師記
その日、11・29主の霊がエフタに臨んだ。彼はギレアドとマナセを通り、更にギレアドのミツパを通り、ギレアドのミツパからアンモン人に向かって兵を進めた。30エフタは主に誓いを立てて言った。「もしあなたがアンモン人をわたしの手に渡してくださるなら、31わたしがアンモンとの戦いから無事に帰るとき、わたしの家の戸口からわたしを迎えに出て来る者を主のものといたします。わたしはその者を、焼き尽くす献げ物といたします。」32こうしてエフタは進んで行き、アンモン人と戦った。主は彼らをエフタの手にお渡しになった。33彼はアロエルからミニトに至るまでの二十の町とアベル・ケラミムに至るまでのアンモン人を徹底的に撃ったので、アンモン人はイスラエルの人々に屈服した。 (...) -
年間第21火曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ①テサロニケ2・1-8
激しい苦闘の中であなたがたに神の福音を語った 使徒パウロのテサロニケの教会への手紙
2・1兄弟たち、
あなたがた自身が知っているように、わたしたちがそちらへ行ったことは無駄ではありませんでした。2無駄ではなかったどころか、知ってのとおり、わたしたちは以前フィリピで苦しめられ、辱められたけれども、わたしたちの神に勇気づけられ、激しい苦闘の中であなたがたに神の福音を語ったのでした。3わたしたちの宣教は、迷いや不純な動機に基づくものでも、また、ごまかしによるものでもありません。4わたしたちは神に認められ、福音をゆだねられているからこそ、このように語っています。人に喜ばれるためではなく、わたしたちの心を吟味される神に喜んでいただくためです。5あなたがたが知っているとおり、わたしたちは、相手にへつらったり、口実を設けてかすめ取ったりはしませんでした。そのことについては、神が証ししてくださいます。6また、あなたがたからもほかの人たちからも、人間の誉れを求めませんでした。7わたしたちは、キリストの使徒として権威を主張することができたのです。しかし、あなた -
年間第22金曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 コロサイ1・15-20
万物は御子によって、御子のために造られました 使徒パウロのコロサイの教会への手紙
皆さん、1・15御子は、見えない神の姿であり、すべてのものが造られる前に生まれた方です。16天にあるものも地にあるものも、見えるものも見えないものも、王座も主権も、支配も権威も、万物は御子において造られたからです。つまり、万物は御子によって、御子のために造られました。17御子はすべてのものよりも先におられ、すべてのものは御子によって支えられています。18また、御子はその体である教会の頭です。御子は初めの者、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、すべてのことにおいて第一の者となられたのです。19神は、御心のままに、満ちあふれるものを余すところなく御子の内に宿らせ、20その十字架の血によって平和を打ち立て、地にあるものであれ、天にあるものであれ、万物をただ御子によって、御自分と和解させられました。
答唱詩編 詩編100・1+2、3ab
わたしたちは神の民、そのまきばの群れ。 詩編100
100・1世界よ、神に喜びの声をあげ、 (...) -
年間第10金曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ②コリント4・7-15
主イエスを復活させた神が、イエスと共にわたしたちをも復活させ、あなたがたと一緒に御前に立たせてくださると、わたしたちは知っています。 使徒パウロのコリントの教会への手紙
皆さん、4・7わたしたちは、このような宝を土の器に納めています。この並外れて偉大な力が神のものであって、わたしたちから出たものでないことが明らかになるために。8わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、9虐げられても見捨てられず、打ち倒されても滅ぼされない。10わたしたちは、いつもイエスの死を体にまとっています、イエスの命がこの体に現れるために。11わたしたちは生きている間、絶えずイエスのために死にさらされています、死ぬはずのこの身にイエスの命が現れるために。12こうして、わたしたちの内には死が働き、あなたがたの内には命が働いていることになります。13「わたしは信じた。それで、わたしは語った」と書いてあるとおり、それと同じ信仰の霊を持っているので、わたしたちも信じ、それだからこそ語ってもいます。14主イエスを復活させた神が、イエスと共にわたしたち -
年間第10土曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ②コリント5・14-21
キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。 使徒パウロのコリントの教会への手紙
皆さん、5・14キリストの愛がわたしたちを駆り立てているからです。わたしたちはこう考えます。すなわち、一人の方がすべての人のために死んでくださった以上、すべての人も死んだことになります。15その一人の方はすべての人のために死んでくださった。その目的は、生きている人たちが、もはや自分自身のために生きるのではなく、自分たちのために死んで復活してくださった方のために生きることなのです。
16それで、わたしたちは、今後だれをも肉に従って知ろうとはしません。肉に従ってキリストを知っていたとしても、今はもうそのように知ろうとはしません。17だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。18これらはすべて神から出ることであって、神は、キリストを通してわたしたちを御自分と和解させ、また、和解のために奉仕する任務をわたしたちにお授けになりました。19つまり、神はキリストによって世を御自分と和解させ、 -
待降節第4主日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ミカ5・1-4a
お前の中から、イスラエルを治める者が出る。 ミカの預言
主は言われる。 5・1エフラタのベツレヘムよ お前はユダの氏族の中でいと小さき者。 お前の中から、わたしのために イスラエルを治める者が出る。 彼の出生は古く、永遠の昔にさかのぼる。 2まことに、主は彼らを捨ておかれる 産婦が子を産むときまで。 そのとき、彼の兄弟の残りの者は イスラエルの子らのもとに帰って来る。 3彼は立って、群れを養う 主の力、神である主の御名の威厳をもって。 彼らは安らかに住まう。 今や、彼は大いなる者となり その力が地の果てに及ぶからだ。 4a彼こそ、まさしく平和である。
答唱詩編
神よ、わたしに目を注ぎ、強めてください、手をさしのべて。 詩編80
80・2イスラエルを牧するかたよ、耳を傾けてください。 ヨセフを羊の群れのように導くかた、 光を放ってください。 ケルビムの上に座しておられるかた。
3すべてを治める神よ、あなたの力を現し、 わたしたちを救いに来てください。 4わたしたちを新たにし、 あなたの顔の輝きで救ってください。 (...) -
聖家族
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 サムエル上1・20-22、24-28
サムエルは生涯、主にゆだねられた者である。 サムエル記
エルカナの妻1・20ハンナは身ごもり、月が満ちて男の子を産んだ。主に願って得た子供なので、その名をサムエル(その名は神)と名付けた。
21さて、夫エルカナが家族と共に年ごとのいけにえと自分の満願の献げ物を主にささげるために上って行こうとしたとき、22ハンナは行こうとせず、夫に言った。「この子が乳離れしてから、一緒に主の御顔を仰ぎに行きます。そこにこの子をいつまでもとどまらせましょう。」
24乳離れした後、ハンナは三歳の雄牛一頭、麦粉を一エファ、ぶどう酒の革袋を一つ携え、その子を連れてシロの主の家に上って行った。この子は幼子にすぎなかったが、25人々は雄牛を屠り、その子を司祭エリのもとに連れて行った。26ハンナは言った。「祭司様、あなたは生きておられます。わたしは、ここであなたのそばに立って主に祈っていたあの女です。27わたしはこの子を授かるようにと祈り、主はわたしが願ったことをかなえてくださいました。28わたしは、この子を主にゆだねます。この子は生涯、主にゆだねられ